この記事ではブログ集客のキーワード選定に欠かせない「Googleキーワードプランナーの使い方」を詳しく解説しています。
- 記事を書いても書いてもアクセスが集まらない
- 効率良くキーワード選定を終わらせたい
- 集客に役立つキーワード選定方法が知りたい
そんな方に向け、効率良くライバルの少ないお宝キーワードを見つける方法もご紹介しています。
基本的な使い方をマスターしてキーワードプランナーを使いこなせるようになれば、目的にあったキーワード候補もザクザク見つかりますよ!
キーワードプランナーの基本的な使い方
ここでは、ブログ集客に欠かせない新しいキーワード候補を見つける方法とキーワードの検索ボリュームを調べる方法を解説しています。
キーワードプランナーを利用するにはGoogle広告アカウントが必要なので、まだ登録されていない方は以下の記事をご参照ください。
検索ボリュームとキーワード候補を調べる
まず下記のリンクからキーワードプランナーにログインします。
「新しいキーワードを見つける」をクリック。
「新しいキーワードを見つける」では主に以下の4つの項目がチェックできます。
- 月間平均検索ボリューム
- 関連キーワード候補
- 競合性(ライバルの強さ)
- 広告の入札単価
詳しくは後述しますがこの4つのデータを参考にすることで、検索される回数が多くライバルの少ないキーワードを見つけることができます。
検索窓にキーワードを入力して「開始する」をクリックします。
ここでは「アフィリエイト」「アフィリエイトブログ」と2つのキーワードで検索してみます。
キーワードを入力して「Enter」キーで決定すると複数のキーワードが入力できます。
赤枠部分に入力したキーワードのデータ、その下には関連度の高い順でキーワード候補のデータが表示されます。
Google広告を出稿していない無料アカウントの場合、このように「アフィリエイトブログ」1000~1万「アフィリエイト」1万~10万といったおおまかな数値が表示されます。
各項目がどのような意味を持つデータなのかを知りたい場合は、それぞれの項目にカーソールをあわせると詳しい解説が表示されます。
最初に表示される結果画面では関連性の高いキーワード候補順に表示されていますが、各項目をクリックすると「多 ⇒ 少」「少 ⇒ 多」と並べ替えることもできます。
例えば「検索ボリューム」をクリックすると画像のように「多 ⇒ 少」順になります。
再度クリックすると今度は「少 ⇒ 多」に並べ替えることができます。
競合性やその他の項目も「高 ⇒ 低」と並べ替えが可能なので用途にあわせて使ってみてください。
キーワード候補を一括でダウンロードする
「アフィリエイト」「アフィリエイトブログ」では関連性の高いキーワード候補が644個見つかりました。
見つかったキーワードは画面右上の「キーワード候補をダウンロード」から一括でダウンロード可能です。
キーワード候補をダウンロードしておけば全てのデータが自分のパソコンに保存できるので、毎回キーワードプランナーにログインする手間が省けます。
実際に記事を書くキーワードまで決めておけば、ブログの更新もとても楽になるのでぜひ活用してみてくださいね。
キーワードプランナーの便利な使い方
ここまでキーワードプランナーの基本的な使い方を解説してきましたが、ここではさらに便利な使い方をご紹介します。
Google関連キーワードを一括で調べる
キーワード選定の際にGoogle関連キーワードやサジェストツールを利用している方は多いと思いますが、見つかったキーワードをひとつひとつチェックをしていると時間がかかりますよね。
例えば「アフィリエイト」でGoogleで検索すると検索結果画面下には10個の関連キーワードが表示されます。
これをキーワードプランナーを使って一括でチェックしていきます。
「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリック。
先ほど見つけた10個のキーワードをコピーして検索窓に貼り付け「開始する」をクリックします。
キーワードプランが表示されるので画面上の「過去の指標」をクリック。
先ほど貼り付けた10個のキーワードの月間平均検索ボリュームや競合性がまとめて確認できます。
サジェストツールで拾ったキーワードも同じ手順で一括でチェックできるのでぜひこの機能も使ってみてくださいね。
フィルタ機能で各項目を絞り込む
「新しいキーワードを見つける」のほうには「フィルタ機能」があり各項目を指定すればそれぞれのデータを絞り込むことができます。
まず「新しいキーワードを見つける」からチェックしたいキーワードを入力します。
デフォルトの結果画面では「アダルト向けの候補」が除外された全てのキーワード候補が表示されていますが、画面右上の赤矢印「フィルタ」をクリックすると各項目が選択できます。
絞り込みが可能なフィルタは以下の10項目があり、項目をクリックしてそれぞれ値や語句を入力すると新しいフィルタが追加できます。
- キーワードのテキスト
- 競合性
- 広告インプレッション シェア
- ページ上部に掲載された広告の入札単価(低額帯)
- ページ上部に掲載された広告の入札単価(高額帯)
- オーガニック検索のインプレッションシェア
- オーガニック検索の平均掲載順位
- アカウントのキーワードを除外
- プランのキーワードを除外
- 競合性(インデックス値)
また、キーワードプランナーでは結果画面の左上に表示されている項目から検索する地域や言語などの条件を絞ってチェックすることもできます。
この機能は店舗の集客など地域を限定したいときに役立ちます。
ブログ集客に役立つキーワード選定の方法
上位表示しやすいキーワードを見つける手順
ここでは先ほどと同じ「アフィリエイト」「アフィリエイトブログ」というキーワードを例に解説します。
まず、キーワードプランナーの「新しいキーワードを見つける」からキーワードを入力し結果画面を表示させます。
1の赤矢印「フィルタ」をクリックして選択画面を開き、2の「競合性」をクリックします。
競合性の選択画面が表示されるので「低」にチェックを入れ「適用」をクリック。
すると、新しいフィルタが追加され競合性の低いキーワードだけが表示されます。
すでにドメインパワーのあるブログを運営されている方は、検索ボリュームが多く競合性が低いキーワードを選ぶとアクセスアップにつながります。
初心者の方や立ち上げたばかりのブログなら、次の手順でさらに上位表示しやすいキーワードを探してみましょう。
「競合性 低」のフィルタを追加した状態のまま「月間平均検索ボリューム」を2回クリックして検索ボリュームの少ないキーワード順に並べ替えます。
検索ボリュームの多いキーワードはすでに強いライバルが多く参入しています。
ブログのドメインパワーが弱い段階では検索ボリュームの少ないキーワードを狙っていきましょう。
競合性のレベルはGoogleのデータをもとにそのキーワードに入札している広告主の数によって決定されています。
そのため、競合性の低いキーワードは上位表示しやすい傾向があると言えます。
ただし、広告の入札単価が高いものは売り上げにつながりやすいキーワードなので、競合性が低くてもライバルが強く上位表示が難しくなります。
語句を絞ってキーワードを見つける手順
「フィルタ」をクリックして選択画面を開き「キーワードのテキスト」をクリックします。
絞り込みたい語句を入力し「適用」をクリック。
ここでは「アフィリエイト」「アフィリエイトブログ」の2つのキーワードに対し「主婦」と入力してみます。
「キーワードのテキスト 主婦」のフィルタを追加した結果、15個のキーワード候補が見つかりました。
ここまでの手順で見つかったキーワード候補の数は以下の通りです。
- 「アフィリエイト」「アフィリエイトブログ」のキーワード候補 ⇒ 644個
- 「アフィリエイト」「アフィリエイトブログ」に「競合性 低」のフィルタを追加したキーワード候補 ⇒ 464個
- 「アフィリエイト」「アフィリエイトブログ」「競合性 低」と「キーワードのテキスト 主婦」のフィルタを追加したキーワード候補 ⇒ 15個
このようにフィルタを追加することでより目的にあったキーワード候補を探し出すことができます。
また、キーワードのテキストの項目は「▼」をクリックすると「次を含まない」に変更できます。
例えば「主婦」を外したい場合は「次を含まない」で適用すれば先ほどとは逆に主婦を含まないキーワード候補のみを表示させることができます。
キーワードプランナーを使う際の注意点
キーワードプランナーで得られるデータはあくまで目安であり絶対的なものではありません。
そのため「検索ボリュームは1000~1万」「競合性は低」といった選定方法を基準にしているとかえってお宝キーワードを見逃してしまいます。
実際に私も検索ボリュームが10万~100万のキーワードで1位を獲得したものの、全くアクセスが集まらなかったという経験があります。
また逆に、検索ボリュームがダッシュ「-」のキーワードでアクセスが爆発したという経験もあります。
こうした経験から現在ではキーワードプランナーは目安程度に、そのキーワードが自分のブログに必要かどうかをよく考えて選ぶようにしています。
とても便利な機能がたくさんあるキーワードプランナーですが、頼りすぎることなく上手に使いこなしてくださいね。
おさらい
- 検索ボリュームとキーワード候補は「新しいキーワードを見つける」でチェック!
- 複数のキーワードをチェックするなら「検索のボリュームと予測のデータを確認する」から!
- フィルタ機能を使えば各項目データの絞り込みが可能!
- 初心者さんが上位表示しやすいのは検索ボリュームが少なく競合性の低いキーワード!
- キーワードプランナーで得られるデータはあくまで目安!